14.黒豚の表示と豚の品種の話

 

今回は黒豚の表示と品種のお話をします
以前はお肉、ソーセージなどで黒豚の表示が氾濫していました。
くろぶた「黒豚」の表示されているだけで価格が2割アップ、売れ行き
もよくなっていたようです。
しかし昨年から表示の規格が厳しく規制されるようになり、店頭から
大分減りました。

今回は 財団法人 日本食肉消費総合センター発行の

お肉の表示ハンドブック」から紹介します。

食肉に対してこんなに不安な時期なので皆さんにも是非知って
頂きたいと思います。

*今回はちょっと固い文章が多いです。「すみません!」


 

 

黒豚 「黒豚」の表示

黒豚の肉と表示出来るのは、バークシャー純粋種の豚肉だけです

全国食肉公正取引協議会が、公正取引委員会の指導を受けて
次のような判断を明示しています。

@「黒豚」と表示することや、説明文で「黒豚」という言葉を用いたり
  黒豚の絵柄、図案、写真を使用することは出来ない
Aバークシャー純粋種以外の豚について「黒」の文字を使用して
  「黒〇豚」等に表示をすることは、「黒豚」の肉であると誤認され
  るおそれがあるので認められない。(ただし、地名に「黒」がある場合
  には例外的に認める)
Bバークシャー種と他の品種との交雑種を販売する際に、「黒豚」という
  言葉を使用して、バークシャー種との交雑種である旨を表示する事は
  可能である。ただし、バークシャー種純種と誤認される恐れのある
  表示は付加とする。説明文に使用する場合にも同様である。
厳しい表示規定の例

厳しい表示規定例
豚の主な品種紹介!
ヨークシャー
大ヨークシャー種(Large YorkshireまたはLarge White)

ヨークシャー種は、イギリスのヨークシャー州地方において、在来種に
中国種、ネアポリタン種及びレスター種などを交配して成立した優良な
白色豚で大、中、小の3種ある。 大ヨークシャー種は、ベーコンタイプの
代表的な品種として知られており、白色大型の豚で、頭はやや長く顔面
は若干しゃくれている。耳は薄くて大きく、やや前方に向かって立ち、
背が高く、胴伸びがよく、胸は広く深く、肋張りもよく、背は平直かやや
弓状で、腹部は充実して緊りがある。後躯は広く長いが下腿部の充実
にやや欠けるようである。
体重は生後6ヶ月で約90kg、1年で160kg〜190kgに達し、成豚で
は350kg〜380kgになる。
現在、イギリス、アメリカ、スウェーデン、オランダ等において生肉用豚を
生産するための交雑用として広く飼育されており、わが国においても、
イギリス、アメリカから輸入され、主として繁殖豚として利用されている。
ランドレース ランドレース種(Landrace)

デンマークの在来種に大ヨークシャー種を交配して成立した秀れた加工
用の豚である。白色大型の豚で、頭部は比較的小さく、頬も軽く、顔の
しゃくれも殆んどなく、耳は大きく前方に垂れている。体型は胴伸びが
よく、前・中・後躯の釣合いがよく、流線型の豚で、背はややアーチ状を
呈し、腿はよく充実している。
体重は生後6ヶ月で約90kg、1年で170kg〜190kgに達し、成豚で
は350kg〜380kgになる。

デンマークはもちろんイギリス、オランダ、スェーデン等において多く飼育
されており、わが国にもイギリス、オランダ、スェーデン、アメリカから輸
入され増殖されて、純粋種では最も多く飼育され、種雄豚としても、
種雌豚としても広く利用されている。
デュロック デュロック種(Duroc)

ニューヨーク州のデュロックと称する赤色豚とニュージャージー州のジャ
ージーレッドとが交配されて成立したもので、従来、デュロック・ジャージ
ー種と呼ばれていたが、現在ではデュロック種と短称されている。
体は赤色(固体により濃淡あり)で、腹部、四肢などに黒斑の出る事が
ある。顔はわずかにしゃくれ、耳は垂れ、胴は広く深く腿は深く充実して
おり、体重は300kg〜380kgで、従来ラードタイプに属していたが、最
近ミートタイプに改良されている。
本種は体質強健で産子数も多く、放牧に適し、アメリカにおいてはハンプ
シャー種と共に多数飼育されている。わが国には戦後最も早く輸入され
一部において草で飼育できると宣伝され、結果的にはあまり歓迎されな
かったが、再び改良されたデュロック種が輸入され、飼育されている。

このデュロック種のSPFナチュラルポーク ヒレ肉を
とん亭で使用しております!

ハンプシャー ハンプシャー種(Hampshire)

アメリカのケンタッキー、マサチューセッツ州の原産で、初期にはスインリ
ンド(Trin Rind)種と呼ばれていたが1904年にハンプシャー種と改名
された。
体は黒色で、背から前肢にかけて10〜30cm幅の帯状の白斑(サドル
マーク)があり、頭の大きさ中等で、頬も軽く、耳は直立し、肩は軽く、
体上線は弓上を呈し、もも肉は深く充実している。
本種は産子数はやや少ないが、哺育能力にすぐれ、発育、飼料効率も
よく、屠体は背脂肪がうすく筋肉量も多く、もも肉が充実して肉質良好
である。
アメリカにおいては多数飼育されており、(登録頭数が最も多い)、わが
国において昭和39年頃より再び輸入され、主として交雑用の種雄豚と
して「かなり利用されている。
バークシャー バークシャー種(Berkshire)

イギリスのバークシャーとウィルシャー地方のシアメース種、中国種及び
ネオポリタン種などを交雑して成立したもので。1820年頃品種として固
定し、1851年以降純粋繁殖が行われている。
体は全体が黒色であるが、顔、四肢及び尾端が白く、いわゆる“六白”
を特徴としている。体重、体型ともヨークシャー種に似ているが、顔のしゃ
くれはヨークシャー種よりややゆるく、耳は直立するかわずかに然歩に向
かっており、体型は幾分伸びに欠け、やや背細である。
本種は強健で、産子数はやや劣るが、 哺育は巧みであり、ロースの芯
が大きく、肉質が良好で生肉用に適している。体重は生後7ヶ月齢で約
90kg、1年で135kg〜150kgに達し、成豚で は200kg〜250kg程
度のものが多い。

これが当店の黒豚です!
   

 

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